はじめに
1年半くらい前に作ったWebサービス、Napstablook《投資信託管理サービス》の大幅なリニューアルと軽微なバグ修正を行いました。
Napstablook《投資信託管理サービス》はあなたの保有する投資信託を整理するWebサービスです。クラス毎に保有比率を確認することもできます。また、目標比率を設定することで、実際比率との比較をグラフィカルに行うこともできます。さらに、リバランス(増資)のシミュレーションを行うこともできます。
機能紹介
ファイルのインポート
SBI証券などからダウンロードした、あなたが保有する投資信託一覧をインポートします。ファイル形式はCSV (*.csv) で、文字コードはShift JIS
としてください。テキストボックスをクリックしてファイルを選択した後、「Import」ボタンをクリックします。
または、ウィンドウ内に直接ファイルをドラッグ&ドロップすることでもインポートできます。
投資信託一覧
※画像の投資信託一覧はSBI証券の投資信託から適当に選んだものです。私が保有している投資信託一覧ではありません。
ファイルをインポートするとこのような表形式で投資信託一覧を整理します。ファイルのインポート直後は右端の「Class」には何も設定されていません。ドロップダウンリストから当該投資信託のクラスを選択します。
投資信託のクラスを選択した場合の例です。画像は説明の都合上、正しいクラスが選択されているとは限りません。
実際比率と目標比率
投資信託一覧で各クラスを選択すると、このような表形式で比率を確認することができます。また、比率は円グラフで確認することもできます。この時点ではまだ目標比率(「Ideal ratio」)を設定していないので、表示されているのは実際比率(「Real ratio」)だけです。
目標比率(「Ideal ratio」)を設定すると右の円グラフも表示されます。実際比率(「Real ratio」)との差(「Difference」)や円グラフで比率の比較を行うことができます。
リバランス(増資)のシミュレーション
増資(「Increase」)に値を入力すると、当該クラスの評価金額(「Valuation」)と全体の比率が再計算されます。これにより、どのクラスをどれくらい増資すればいいかをシミュレーションすることができます。画像は国債クラスを210,000円増資することで、実際比率(「Real ratio」)と目標比率(「Ideal ratio」)の差(「Difference」)が縮まることをシミュレーションしている例です。
まとめ
Napstablook《投資信託管理サービス》は、元々は私がスプレッドシートで行っていたことをWebサービスに移植しようと思い立ったことから始まりました。そういった経緯で実装しているため、第一に自分が使いやすいかが設計思想の根本となっています。なので、自分以外の人にはあまりニーズがないかもしれません。
ちなみに、「Napstablook」とは某ゲームの登場キャラクターの名前をそのまま使っています。